ロータリーエンジンの独特の構造

通常のガソリンエンジンはシリンダー内でのガソリンと空気いとの混合気を爆発させて起こるピストン運動でのストロークにより駆動しますが、ロータリーエンジンにはシリンダーはありません。
その代わりにローターが使われています。
三角形のおにぎりのような形をしたローターが筒状のエンジン内にあります。
つまりは円の中に三角形があるような形状をしています。
そうする円の中には三角形以外に3か所の余った円弧が残りますが、これが順にサイクルするように混合気を吸気し爆発させることで筒内のローターが回るという仕組みです。
この最大の特徴はエンジンルームの場所を取らないということ、要するにエンジン自体の大きさが小さくなります。
また1回転するのに通常の2ストロークのエンジンでは2回ストロークしなければなりませんが、ローター1回転がエンジン1回転に相当しますので、半分の排気量で同等の馬力、出力を醸し出すことができます。
またピストン運動しないことと1回転がエンジン1回転に相当することは、しいては低騒音にも貢献します。
また各シリンダーでのストローク間のつなぎのタイミングがないので、スムーズなアクセリングが実現できるのです。
耐久性においても、メンテは必要なものの、マツダRX-7により、90年代にルマン24時間耐久レースで十二分に実証されています。
そのメンテとは、ローターを回す摩擦を減らすため、エンジン室内にガソリンだけでなくエンジンオイルも供給することです。
したがってガソリン代以外にオイル代がかかります。
また最大のデメリットは国土交通省の税制にあり、実質排気量に対して2倍の排気量にみなされ自動車税などが課税されます。